KAYAK Members

Kayakの歴代のメンバー一覧です。(2004年5月XX日現在)
Under Construction
名前 顔写真 紹介文 参加アルバム(コンピ盤は除く) 現メンバー?
Ton Scherpenzeel Ton Scherpenzeel Keyboards, Percussion, Harpsichord, Vocals etc.
1952年生まれ
Ton Scherpenzeelは6歳のときにおばから最初にピアノのレッスンを受ける。17歳のときにダブル・ベースの勉強を始める。1968年頃には既に、Pimと共にオランダのいくつかのローカルバンドでピアノとベースを担当し、ジミヘンやクリームのナンバーを演奏していた。1970年には、それらのバンドのひとつHigh Tide FormationにてTonにとって最初のシングルをレコーディングする。
以後、1972年から1982年までTonはKayakのキーボーディス及びメイン・コンポーザーとなる。
Kayakが解散した1982年には、TonはKayakのメンバーだったギターのJohan Slager、ベースのBert Veldkampと共にEuropeを結成する。(The Final CountdownをヒットさせたスウェーデンのバンドEuropeとは別物) Europeは1枚のアルバムを発表したが、成功せず1年以内に解散する。1983年にはAndrew Latimerの誘いからCamelのメンバーとなり、アルバムStationary Travellerに参加、1984年にはヨーロッパツアーにも同行した。1985年以後はPressure Points、Dust And Dreams等のアルバムに貢献した。Camel脱退後は、Earth & FireFlairckAyreon等のプロデュースやゲスト参加、舞台や演劇のための音楽製作等で活躍する。
'96〜'97年くらいから、TonとPimの間で新しいプロジェクトとしてアルバムの構想が生まれ、デモ曲のレコーディングを開始する。これが発展して2000年のKayakの再結成へとたどり着いた。
See See The Sun (1973)
Kayak (1974)
Royal Bed Bouncer (1975)
The Last Encore (1976)
Starlight Dancer (1978)
Phantom of the Night (1979)
Periscope Life (1980)
Merlin (1981)
Eyewitness (1981)
Close To The Fire (2000)
Chance For A Live Time (2001)
Night Vision (2001)
Pim Koopman Pim Koopman Drums, Percussion, Keyboards, Vocals etc.
1953年生まれ
Pimはオーケストラのクラシカル・パーカッショニストの父より最初に音楽を教わる。音楽の才能があったPimはすぐに真の器楽奏者なる。優秀なドラマーでもあり、ピアノやギターの演奏もまた上達していった。
1967年からPimとTonは肩を並べて音楽のキャリアを一緒に積んでいた。1972年にはTonらとKayakを結成、1976年には健康上の理由からKayakを脱退。その後、EMIにてレコードプロデューサーの仕事につく。1979年には新バンド"Diesel"を結成、アメリカにて"Sausalito Summernights"をヒットさせる。(日本でも鹿取洋子がDieselの曲"Going Back To China"をカヴァーしヒット。) 別のPimのプロジェクトThe Presidentでも1983年〜1985年に活動。最近では、AyreonValensia等を手がける。現在は再結成Kayakのメンバー。
See See The Sun (1973)
Kayak (1974)
Royal Bed Bouncer (1975)
The Last Encore (1976)
Close To The Fire (2000)
Chance For A Live Time (2001)
Night Vision (2001)
Max Werner Max Werner Vocals, Mellotron, Percussion
1953年生まれ
Maxは、最初のパーカッションのレッスンをPimの父から受ける。進学した音楽院にてTonとPimに会い、3人はKayakの前身バンドをスタートさせる。Maxはドラマー/パーカッショニストであったが、声がユニークだったため、最初はリード・ヴォーカルとなる。1978年に、カヤックのドラマーになるチャンスが訪れ、彼はためらうことなくドラマーに転向する。1981年に発表したソロアルバム"Seasons"、シングル"Rain In May"はオランダ国外でもヒットし、ドイツではNo.1に輝いた。Kayak解散後の1983年以降は、Maxはスタジオ・シンガーとして独立。コマーシャルやジングルなどの仕事に携わる。だが90年代には、シンガーの仕事等をする間に、これ以上確実性が無く労力を要する音楽関連の仕事だけを職にしないことを決断し、郵便配達業としての仕事をスタートさせた。しかし、これは仮の仕事だったようで、1996年には彼はTonとPimのデモに、彼のユニークなヴォーカルで力を貸し、結局これが再結成Kayakのアルバム"Close To The Fire"へとつながった。Maxは再びバンドのリード・ヴォーカリストでフロントマンになる。しかし、運が悪いことに、健康上の問題が酷く、長い間このポジションを維持していくことができず、若干のコンサートに参加した後、2000年秋のツアーを前にMaxはKayakを脱退した。
See See The Sun (1973)
Kayak (1974)
Royal Bed Bouncer (1975)
The Last Encore (1976)
Starlight Dancer (1978)
Phantom of the Night (1979)
Periscope Life (1980)
Merlin (1981)
Eyewitness (1981)
Close To The Fire (2000)

 
Johan Slager Johan Slager Guitars, Vocals
1946年生まれ
JohanはElvis PresleyやEverly Brothersのようなロックンロールにインスパイアされたバンドのギタリストとして音楽活動を開始する。1971年にはTonとPimのバンドHigh Tide Formationに参加、その後、わずかの間バンドから抜け、1972年にはカヤックのオリジナルメンバーとなった。1982年、Kayakが解散した後、彼はTonやBert VeldkampらとEuropeに参加。その後、彼の音楽のルーツであるロックやブルースに戻り、ミュージック・バーやロック・カフェなどでライヴをしていた。
See See The Sun (1973)
Kayak (1974)
Royal Bed Bouncer (1975)
The Last Encore (1976)
Starlight Dancer (1978)
Phantom of the Night (1979)
Periscope Life (1980)
Merlin (1981)
Eyewitness (1981)
 
Cees van Leeuwen Cees van Leeuwen Bass, Percussion, Vocals
1951年生まれ
カヤックのオリジナルメンバーのベーシストで、1972年から1974年まで在籍。大学の勉強に集中するため、Kayakを脱退。卒業後は弁護士となった。
See See The Sun (1973)
Kayak (1974)

 
Edward Reekers Edward Reekers Vocals
1957年生まれ
EdwardはMax Wernerに替わるリード・ヴォーカリストとしてKayakに参加。新しいフロントマンとなった後、いきなり、シングル"Ruthless Queen"やアルバム "Phantom of The Night"がヒットする。1982年の解散までKayakに参加。Kayak解散の後、スタジオシンガーとして独立。また、Edwardは2枚のソロアルバムを発表した。最近はAyreonErik Norlanderのアルバム等にもリードヴォーカルとして参加。
Phantom of the Night (1979)
Periscope Life (1980)
Merlin (1981)
Eyewitness (1981)

 
Peter Scherpenzeel Peter Scherpenzeel Bass
1954年生まれ
Ton Scherpenzeelの弟。最初のバンド"Roadie"にてバンドのlight engineerになることを専門に研究していた。趣味として、ベースを演奏しており、1978年にはKayakの5番目のベーシストとしてTheo De Jongに替わって加入。Kayak解散後は、音楽業界から身を退き、ステンド・グラス・デザイナーに転身した。
Phantom of the Night (1979)
Periscope Life (1980)
Merlin (1981)
Eyewitness (1981)

 
Irene Linders Irene Linders Vocals
1955年生まれ
IreneはUtrechtの学校でジャーナリストについて学ぶ。1975年に、勉強の一部として、彼女はKayakについての記事を書いていた。そのときしたTonへのインタヴューが結局は結婚へと結びつき、2人の子供を産む。TonとIreneの関係はロマンティックなものだけではなく、Kayakの将来に重要なものを持つことになる。Ireneは詩人としての能力を現し、Tonを彼のつくる曲全ての詩を書かなければいけないという義務から開放した。1978年に、Kayakは新しいメンバーのラインナップを求めており、Tonは2人の女性バックシンガーを加入させることを提案、その一人がIreneとなった。解散後も、Ireneは主にTonの曲の歌詞を沢山書きつづけたが、シンガーとしては引退。その後、昔の仕事であるジャーナリストに戻り、音楽雑誌の記事を書いたり、テレビやラジオの仕事もこなした。
1999年のKayak再結成では、Kayakのマネージャーとなる。
Phantom of the Night (1979)
Periscope Life (1980)
Merlin (1981)

 
Katherine Lapthorn Katherine Lapthorn Vocals
1951年生まれ
英国民であるKatherineはKayakの中では異国人。1978年にバックボーカルとしてKayakに加入。解散後は音楽業界から身を退いた。
また、Peter Scherpenzeelの妻でもある。
Phantom of the Night (1979)
Periscope Life (1980)
Merlin (1981)

 
Bert Veldkamp Bert Veldkamp Bass, Saxphone, Vocals
1952年生まれ
Bert VeldkampはCees van Leeuwenに替わってKayakに加入するまでオランダの北部の街Groningenにて、いくつかのローカルバンド(例えば、ZooやKangaroo)で、ベースを演奏していた。1976年の終わりにKayakを脱退。1982年にKayakが解散した後、TonらとEuropeに参加。Europeの後は、音楽業界とは離れた仕事をしていた。 ドラムのPimと最も相性が良いベーシストであることから、再結成Kayakに加入。
Royal Bed Bouncer (1975)
The Last Encore (1976)

Close To The Fire (2000)
Chance For A Live Time (2001)
Night Vision (2001)
Charles Schouten Charles Schouten Drums, Percussion
Pimに替わって1976年にKayakに加入。在籍期間は18ヶ月と短かった。1986年にはTonと共にオランダのコンテンポラリー系ギタリストHarry Sacksioniのツアーに同行。Charlesは現在もElastiekという名のバンドでミュージシャンとして活動しているとのこと。
Starlight Dancer (1978)
 
Theo de Jong Theo de Jong Bass
1976年にBert Veldkampに替わるベーシストとして加入。在籍期間は18ヶ月と短い。脱退後、Theoは沢山のバンドを渡り歩き、まだいくらかのバンドで演奏しているとのこと。
Starlight Dancer (1978)
 
Rob Winter Rob Winter Guitars
1960年生まれ
セッションマンであるRobは1999年にKayakに正式加入したが、実は1995年のTonとPimの最初のデモに既に関わっていた。正式加入のきっかけは、親しい間柄のPimの提案によるもの。
Close To The Fire (2000)
Chance For A Live Time (2001)
Night Vision (2001)
Bert Heerink Bert Heerink Vocals
1952年生まれ
Heerinkは最近Kayakに加入したため、"Close To The Fire"には参加していない。彼は、世界的に、主としてアメリカにおいて成功したことで有名なオランダのハードロックバンドVandenbergのリードシンガーとしてよく知られている。Kayakがニューアルバム"Close To The Fire"のプロモーションのツアーにでることを決定したとき、TonとPimはEdward Reekersが過去に歌ったような歌い方だけではなく、加えて独自のロック感覚を持ったシンガーを探していた。さらに、KayakはMax Wernerの役割であるリードヴォーカルやコーラスを古いカヤックサウンドの特徴を失うことなく代わりに受け持つことによってMaxのステージ上でのパーカッションの可能性を発展させることができるメンバーを必要としていた。このような理由から、HeerinkがKayakに参加する。MaxとHeerinkのブレンドされたヴォーカルはとても素晴らしかったが、運悪くMaxが健康上の理由からバンドを脱退、Heerinkは2000年のツアーの間にKayakのメインヴォーカリストとしてみごとな仕事をし、幸運にも2001年11月発表の再結成Kayak第2弾のスタジオアルバム"Night Vision"ではリードヴォーカルとなった。
Chance For A Live Time (2001)
Night Vision (2001)
Rob Vunderink Rob Vunderink Guitars, Vocals
1950年生まれ
ギタリストでもありシンガーでもあるVunderinkは2000年秋にMax WernerがKayakを脱退した後に、加入。
Dieselのメンバーでもある。
Chance For A Live Time (2001)
Night Vision (2001)

※本メンバー表はOfficial Websiteのデータを参考に作成しました。
 Reference data: Kayak - The Official Website

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