O.M.D. Discography - Original Albums




[ORCHESTRAL MANOEUVRES IN THE DARK]




Original Album




- ORCHESTRAL MANOEUVRES IN THE DARK (1980.2.22) ...... 27位

OMD 1st Remaster OMD 1st Remaster Inner(inner)
CD UK盤 Remaster

- 「エレクトロニック・ファンタジー」
OMD 1st LP
 解説;阿木譲、鈴木慶一(ムーンライダーズ)
 日本盤も穴開き仕様ジャケット。

OMD 1st CD
CD 日本盤

 お馴染みのこのジャケットのコンセプトは、実は如何に紙の使用量を少なくするかだった、という
 ことはピーター・サヴィル展で初めて知った事実である。

 あまりもチープなノリで始まるこのアルバムからOMDの歴史が幕開く。
 チープでダンサブル、カラフルでお気楽。
 傍目から見りゃそんな感じだけど、オープニングナンバーの
 タイトルに注目していただきたい。





- ORGANISATION (1980.10.24)
Organisation

Organisation Organisation
CD UK盤

Organisation (inner)
CD UK盤 Remaster

- 「エノラ・ゲイの悲劇」

ORGANISATION JAPAN
 解説;森脇美貴夫
 UK初回盤(1万枚)には「the unreleased '78 tapes」(4曲入り7インチEP)と
 ファンクラブのチラシが封入。
 「the unreleased '78 tapes」の4曲は後にリマスターCDのボーナストラック
 として収録され、晴れてその音源が広く享受できることになった。

 チラシにはFAN CLUB PACKAGEとして、
 1.会員証 2.サイン入写真 3.会員限定バッジ 4.総天然色ポスター 5.ブックレット
 のセットで送料込3.5ポンド。

 その他、Tシャツなどの通販もあり。んー欲しかった。





- ARCHITECTURE & MORALITY (1981.11.6)
Architecture & Morality
CD UK盤

Architecture & Morality Remaster
CD UK盤 Remaster

- 「安息の館」
安息の館
 解説;小倉エージ
 日本盤も穴開き仕様ジャケット。

(DIDC 2)
(MT) ...... (画像提供: tosqさん)





- DAZZLE SHIPS (1983.3.4) ...... 5位

- 「ダズル・シップス」
DAZZLE SHIPS
 解説;大貫憲章
 日本盤は見開きは採用されず、穴開きのみのジャケット。

Dazzle Ships
UK盤

DAZZLE SHIPS
 ドイツ盤CD(1983)[CDV2261]

 「DAZZLE SHIPS」そのもののコンセプトは原案は木版画の本であることを
 ピーター・サヴィル展で知った。
 あれほど賛否両論で、冷たく無機質だと批判された作品のルーツは木版画だったとは。
 心から拍手を贈りたい。但し、テーマは結構シリアス。
 タイトルだけを羅列してみると、ざっとこんな感じ。
 「ラジオ・プラハ」「遺伝子工学」「ABC自動車産業」「電信」「こちらはヘレナです」「国際的」
 「輝ける船」「望遠鏡のロマンス」「暗黙ランニング」「電波」「時間帯」「全ての物は、我々が創造した」

 ピーター・サヴィルは、1919年に描かれたEdward Wadsworthという画家による
 「Dazzle Ships in Drydock at Liverpool」に登場する  
 第一次世界大戦時期のバルト艦隊と思われる軍艦を見て“ネタ帳”にストックしていたらしい。

 曲としての「Duzzle Ships」 (Parts II, III and VII)も、軍艦を印象づける
 効果音のコラージュで構成。
 船や潜水艦の効果音は、映画のサントラ制作会社から入手。
 Parts II, III and VIIということは、いったい全編どれくらいなのだろうか?

 また、このアルバムは「Telegraph」というOMDにとってのターニングポイントとなる
 レーベルからの最初の作品でもあった。
 当時、DinDisc部門の破綻によって親会社のヴァージンに移籍したOMDは、
 DinDiscからのインディ色という立場を保つために「テレグラフ」レーベルを設立。
 このアルバムとシングル「素敵なテレグラフ」のプロモーションに一役買っている。
 White Noise Limitedという別会社を設立した、と思われるのだが詳細は不明。

 「夢をあげよう」は、タイトルを直訳すると「遺伝子工学」
 クローンや狂牛病、鶏インフルエンザにSARS...。
 今こそこの曲が必要とされているのかもしれない。

 「ABC Auto-Industry」は、「今週の経済の話題」を喋るVladimir(ヴラディーミルと読む?)
 司会のラジオ・プラハの番組からコラージュ。
 テーマはチェコスロバキアの産業でのロボットの使用について。
 「ABC、ABC」とか「123、123」と呟いてるのはポール・ハンフリー。

 「This is Helena」もラジオ・プラハから。
 Maureeen Humphreysという人が参加してるけど、ポールの身内?

 「The Romance of the Telescope」は、オリジナル(「聖女ジャンヌダルク」のB面)の
 リミックス・ヴァージョンらしいが、さしたる違いは感じられず。

 「Radio Waves」は、THE IDの項でも挙げたもの。
 詞は元メンバーJohn Floydとの共作である旨がクレジットされている。
 イントロは短波ラジオ。シングルカットも検討された。
 ベストヒットUSAの「タイムマシーン」コーナーのジングルとしてもお馴染み。

 「Time Zones」は文字通り各国の「電話による時刻案内」をコラージュ。





- JUNK CULTURE (1984.4.30) ...... 9位
Junk Culture(ビニル製レコード袋)

(封入7インチシングル)

- 「ジャンク・カルチャー」
JUNK CULTURE

Junk Culture
 解説;山田道成
 UK初回盤はビニル製オリジナルレコード袋に入っている。
 さらに7インチ片面シングル「(The Angels Keep Turning)The Wheels of the Universe」
 封入。
 日本盤CD[ビクター音楽産業 VDP-62]

 内袋に歌詞が記載されたのは、このアルバムが初めてだった。

(TCV 2310)
(MT) ...... (画像提供: tosqさん)





- CRUSH (1985.6.17)

- 「クラッシュ」
CRUSH
 解説;山田道成
 日本盤CD[東芝EMI 32VD-1080]





- THE PACIFIC AGE (1986.9.29)

- 「ザ・パシフィック・エイジ」
The Pacific Age
日本盤LP


 解説;鳥井賀句
 日本盤CD[東芝EMI 32VD-1047]







(ここからアンディのソロプロジェクト)

- SUGAR TAX (1991.5.7)

 日本盤CD[ポニーキャニオン VJCP-28020]
 解説;山田道成





- Liberator (1993.6.14)

 日本盤CD[東芝EMI VJCP-28166]
 解説;山田道成





- Universal (1996.9.2)
Universal







(アンディ抜きOMD)

THE LISTENING POOL
- Still Life(1994)
STILL LIFE
 日本盤CD[日本コロムビア COCY-78393]
 解説;花房浩一









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